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2002.5.20
『ネットショップを作ろう』
こんなところに商材が…の巻
夫はかねてからネットショップをやってみたいと思っていたようである。構想がまとまらないうちは何も話してくれない人なんだけど、それでも「コレコレはどうかな〜」みたいなことをチラッと言うようなことがあった。私もネットショップをやってみたいとは思っていたけど、どうも私と夫の興味は別のところにあるらしい。夫は物販という商売をWEBでやってみたい。私はネットショップのページを企画して作りたい。夫は商材を仕入れたり在庫管理や顧客管理をしたりっていうことこも含めてやりたいみたいだけど、私はちっともそういう面には興味がなくて、極端な話、どこかのリアルのお店のWEB化を二人三脚でやらせてもらえればいいな〜なんて。こういう二人だったら補いあってうまくいくんじゃないかってハタからは思われるかもしれないけど、そうはいかないんだな。
雑誌なんかでも紹介されているようなネットショップのオーナーって商品にすごく愛着を持っていらっしゃる(ように見える)。でも、今の私達にはそれほど熱意を持って売りたいと思うようなモノって思いあたらない。単に商売したいだけとか、この商品は売れそうだから売ってみるっていうだけじゃ、ネットショップは成功しないと私は思うんだよね。売りたいモノも決まっていなければ、もちろん仕入先のアテもない。在庫を抱えるっていうリスクを負う気にもなれないし。だったらそういう部分に労力を使うよりも、私は好きなデザインの仕事をしたい。…ってな訳で、私は自前のネットショップを持つことには基本的には反対だったのである。
だけど、1年ちょっと夫と二人でWEBの仕事をやってきて、二人とも考え方がちょっと変わってきた…というか、ネットショップをやることに別の意義を感じるようになってきた。それは、自分達でショップを運営しノウハウを蓄積することによって、ネットショップをやりたいと考えているクライアントさんに説得力のある提案ができるようになるのではないか、ということ。
でもな〜、商品がな〜。
そんなとき、ふっと気がついた。
これだっ! こんな身近なところにいい商品があるじゃない!
これなら仕入先の心配も大量の在庫を抱えるリスクもなく、ショップの運営メインにやっていける!
実は、私の実家は民宿業を営むかたわら養蜂もやっていて、栃の蜜を採取している。このはちみつがそのまま市場に出まわることはほとんどなく、村の商店に置かれているか、生産者のラベルだけをビンに貼って民宿の売店に並んでいる程度。民宿の宿泊客か昔からのなじみのお客さんぐらいにしか売っていない。これをネットで売ってみたらどうだろう?
早速、父に話してみると父も大乗り気。実は父の兄(私のおじ)も養蜂業でこちらはリアルのショップを持っている。父はそのおじと競合しない形での販路が欲しいと思っていたんだって。この話のあと、父は「はちみつを少し卸してほしい」というおじの注文に「インターネットで売るから」と注文量の半分しか卸さなかったそう。なんだか、プレッシャーだなぁ。そんなすぐにたくさん売れるはずないのに。
そういうわけで、商品が決まった。これからいろいろ準備していかなくっちゃ。

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